埋蔵齎財課・呪物管理報告書
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文学フリマ東京42にて頒布した『埋蔵齎財課・呪物管理報告書』の電子版です。 「首吊りインターン」「呪殺未遂デスマシン」 A6文庫本94P(挿絵付き) 全話無料で読むならこちら。 →埋蔵齎財課・呪物管理報告書 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/822139843620940774 ────────── 呪いの品、曰く付きの物、壊した祠、回収します。 自治体により回収方法が異なります。詳しくはお住まいの自治体へお問い合わせください。 神事、陰陽道、修験道、都市伝説、おまじない、習俗に、この国において人びとは長く呪術と付き合ってきた。 それを荒唐無稽で前時代的な人間たちの無知蒙昧故の無意味な行動だと否定する近代の声もある。しかし、科学の光に照らされた現代、無宗教を謳う人びとのなかにも、それは確かに存在している。 縁起の良い水引を選ぶ式の参列者。 赤い達磨の左目に筆を入れる事業家。 特定の人物をロック画面に設定する社会人。 クラス一同によって折られた千羽鶴を飾る入院患者。 消しゴムに男子生徒の名前を書く初恋に浮かれた少女。 験担ぎのお呪い程度であれば、大抵の人間は抵抗もなく受け入れているはずだ。 縁起でもない、罰当たりなどという言葉もまた、無意識下に呪術への意識がある証左であり、───だからこそ、この国では依然として悪意、敵意、殺意、時には愛を注ぎ込んだ「呪い」がまだ、有用であった。 「埋蔵齋財課」はこうした呪いの中でも、形を持った物体を媒介にして存在している「呪物」に対処する公的機関であり、現在進行形に対人被害を起こしている物、蔵や地中から発見された過去の品、人口減少や累積により偶発的に発生した呪い、様々な呪物に対し、回収、管理、処分など、人びとを呪物の脅威から遠ざけるために対処している。 新入りである邑田小百合は、呪いの人形を連れ歩く変わり者の上司・安曇薫と共に、呪いの脅威の中に足を踏み入れていく。 それが破滅の道とも知らずに。 男女バディに恋愛要素なし。微カルト。 オクス駅お化け大好き。 ────────── 全話読むならこちら。 埋蔵齎財課・呪物管理報告書 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/822139843620940774


